下呂市立湯屋小学校 [木造校舎]
弁柄（べんがら）色の現役の木造校舎です
周りの緑にとてもよく映える色だなと思ったのが第一印象です
周りは静かな環境で通行人はいなかったんですが
ちょうど校庭に親子3人が遊んでいました
綺麗な花を咲かせた木がアクセントになっています
窓枠はサッシではなく木のままです
校舎の玄関も使いこまれて味わいがあります
今年は40名程の子供たちが通っているようです
暑い夏！飛び込みたくなる色ですね
そんな時は壁に描かれたゆるい雪だるまで我慢です
照明灯の影が揺らいで見えます
水平垂直のラインが白と紅の対比も相まって美しい
生徒たちは一輪車のりなんですね
築55年とは思えないくらい洗練されていてモダンですね
近所は山・川・温泉に囲まれた風光明媚な土地なので
暮らす人たちにとって校舎もその一部として大事な存在なのでしょう
地域が校舎を大切にされているのは一目見ればわかる気がしますね
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2010年8月訪問・撮影
木曽町立上田小学校 [木造校舎]
国道19号線そばに長野県木曽郡木曽町立上田小学校はあります
そばに木曽川が流れ、とてものんびりとした環境の中、赤い屋根と
茶の板壁が自然にとけこんでいます
明治6年創立の学校ですが、現校舎は昭和3年に建てられています
これまでも何箇所にもわたり、改修や修復をしている現役の木造校舎
ただ、人材センターの人の話を聞く限りずっと現役でいられるかはわかりません
学校へと下る坂道からの校舎 緑赤茶のコントラストが美しい
訪れた日はとても暑かったのですが、シルバー人材センターの方
数名が樹木の手入れをされていました
来年春に桜の木の前で撮る記念写真のためとの事
こちらは職員玄関
玄関の前には畑や田圃があり用水路が流れています
用水路を越えてパチリ
田圃側の校舎と校庭側の校舎を結ぶ廊下
屋根裏の梁構造がよく分かります
左手には中庭があり、池には金魚が泳いでいました
右手にはプールがあります
夏のプールを見ると何だかどきどきします
プールの左手には蕎麦の花がたくさん咲いていました
校庭側の校舎
校庭に立っていると太陽の反射でじりじり暑いやら眩しいやら……
校庭隅に土俵 木曽は相撲が盛んのようです
中庭から校舎を見あげたところ
小さな机と椅子が並んでいます
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学校のH22年度グランドデザインによると78名の生徒たちが通っています
この木造校舎で学んだ日々がとても貴重な過去だったとふり返れる日まで
ずっとずっと校舎が現役で使われていたら素晴らしいですね
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2010年8月訪問・撮影
浜田市立長浜小学校 [木造校舎]
僕が木造校舎を訪れるのは何故か夏休みの時期が多い
最初のうちはたまたまだったのだが、しばらく経つと
狙って夏に訪れるようになってきた。
みんみん鳴く蝉の声、高く青い空に白い入道雲
学校に生徒がいない事による訪問のしやすさなどが
主な理由といったところ（先生に話も聞けるしね）
こちらにおじゃました時はまだまだそんな事を考えずに
がむしゃら（？）に木造校舎を訪れていた時期
この日はとにかく陽差しが強くて写真撮ってもコントラストが強すぎる
すこし近づけば細かいディテールを見ることができる
手洗い場は普通に今風です
学校の中に入って見せてもらえばよかったな
運動場はとても広かった
こちらの小学校は山奥でも閑村でもなく普通に町の片隅にあるので
気が向いてふらりと木造校舎見学に！という人にはおすすめ
（そんな物好きはいないかw）
山陰地方には他にも木造校舎有り！との事なので機会を得て
またいつの日か訪れてみたいところです（＾＾）
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2005年8月訪問・撮影
米沢市立南原中学校 [木造校舎]
米沢市には南原中学校という木造校舎があります
県内で一番南に位置する木造校舎らしい（？）
外国のコテージのような雰囲気です
脇から校舎伝いに歩いていきます
ちらほらと生徒が来ているようだけど誰にも会わないぞ？
窓枠のフックは何に使うのだろう？雪と関係があるのかな？
何棟にも連なる校舎
青い空に白い板壁がきれいです
グラウンドの土さえも陽差しを受けてきれいです
はぁ、ほっこりしますねぇ
平屋造りとはいえ敷地の大きさを考えれば木造校舎としては
規模の大きい方に入るのではないかな？ずっと美しいまま
現役で頑張っていただきたいです
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2006年8月訪問・撮影
旧栃尾市立荷頃小学校 [木造校舎]
訪問した年の春四月に長岡市立栃尾南小学校へ統合されたため閉校となった
（現在は長岡市立栃尾南小学校へと役目を引き継いでいる）
長い間本当におつかれさまでした
新潟最古の木造校舎は役目を終えた安堵からか、やや疲れて見えた
最近とみに木造校舎の廃校が多い気がする
校舎は明治18年築との事（西暦1885年ですよ！）
どっしりとした力強い校舎です
このような素晴らしい小学校の卒業生は幸せですね＾＾
窓ガラスに映る風景はこれからも変わらないでいてほしい
閉校後、企業によって再利用されたという話もネットで見たが
今はどうなっているんだろう？
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2006年8月訪問・撮影
旧大三島町立宗方小学校 [木造校舎]
（現在は宿泊施設、大三島ふるさと憩いの村）がある
訪問した日はあいにくの雨でしたが、森の木が雨に濡れて情緒を増すように
この木造校舎も深い味わいを感じさせてくれました。
中の様子を見せてもらおうと誰かいないか尋ねましたが残念ながら
誰もいないようです
とりあえずうろうろと校舎をのぞきながら時間をつぶしていると
買い物から帰ってきた関係者と話をすることができました
板壁の修復具合がなかなかに味わい深いです
こういった修繕は木造校舎には似合っている気がしました
当時使用したままの下駄箱
現役当時の趣が残っています
本当に木造校舎は緑の中にあると美しいですね
実はこの校庭の本当に真横にきれいな海があります
こんなに恵まれた環境なんてうらやましい限り
木造校舎に泊まりたい人は｢大三島ふるさと憩いの村｣で検索すると
いろいろ情報にあたることができます（リンクはしませんけど…）
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2010年3月訪問・撮影
大月市立宮谷小学校 [木造校舎]
時は無常に過ぎていき、しかもこの日の大月市内は
お祭りによる交通規制中（汗）思い切りひっかかり
警備の警官の人に簡易地図を見せながら迂回路の説明を聞き
やっとの事で学校にたどり着きましたw
けれど僕なりの文章で書くとこうなります↓
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国道20号線を脇道に入って細い道を数分走ると右手に学校が現れた
落ち着いた色遣いの校舎
この宮谷小はHPで｢ぜひみなさんも来てみてください｣と書いてあったので
もっと早く到着していればきっと校舎内も見学させてもらえたはず（？）
校舎から校庭を挟んだ向かいにプールがある ブロックに青いチョークで
｢プール｣とかいてあるw ゆるいセンスに脱帽です
生徒が育てた花壇と朝顔（？）
使いこまれた輝きを放っている
板壁に柔らかい夕陽が差し込む
今日もいちにちおつかれさま
この道は学校前の通学路 冒頭の紹介の細い道とはこの道のこと
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学校に向かう道では既に日が暮れ始めていたが
到着すると子供2人がサッカーで遊んでいた
山影が伸びる校庭で遊ぶ姿は懐かしい雰囲気がして嬉しかった
この宮谷小学校もHPがしっかりとしています
｢宮谷のことがだ〜いすきです(>_<)｣って書いてありますから！
世界中のみんなに知ってもらえるといいですね ぼくもそう思います
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2010年8月訪問・撮影
増穂町立増穂西小学校 [木造校舎]
山梨県増穂町の西にある現役木造校舎である本校は
豊かな棚田にかこまれ、富士山が一望できる最高のロケーション
白い板張りの校舎は夏の陽差しに映えます
校庭から校門方向を振り返ると野焼きの煙がたなびいている
山にかかる雲がうつくしい
校門側の校庭から体育館の奥に富士山が見える
校庭をよこぎり体育館脇をくだる
体育館横から見える棚田の緑がまぶしい
半鐘やぐら（？）が青い空にすっくと伸びている
体育館側から富士山がくっきりと見えた
体育館窓に映る富士山
そしてさらに進むと反対側にも棚田
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いろいろ木造校舎を巡ってきたけれどこんなに眺望に恵まれた
場所も少ないと思います。近景中景遠景オールOKなんて驚きます！
ここに来るまでには他と一緒、ご多分に漏れず細い道を登るわけだけど
この様に素晴らしい校舎に会えるなら何だ坂こんな坂えっちらおっちらです
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また校庭に戻ってきました
夕方に訪れたので誰もいません 校舎内も拝見したかった
空が高いです
風雪に耐えた板壁
学校横の幼稚園（保育園だったかな？）のブロック壁にゆるい絵がw
百周年の記念碑
落合学校分校として明治6年に創立された後
明治15年に平林学校として本校となりました
こちらの学校のHPはとてもかわいらしいもので
ジグソーパズルで遊べたりします
全校生徒は何人かな？…HPでは9人だけど来年は増えるかな？
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2010年8月訪問・撮影
旧西塩田小学校 [木造校舎]
旧西塩田小学校（1996年に廃校）現在は｢さくら国際高校｣として再利用され、
一応は現役という事になっているが、実際に訪れてみたところ、校舎の老朽化が
激しく手入れも行き届いていないようで、校舎もきれいとは言えない。
2005年に政府の構造改革特区制度を利用する形で設立された
｢さくら国際高校｣の学校法人は民間の株式会社なので、校舎に対する
愛着の面ではまだ難しいところがあるかも知れない
学校のHPを見てもこの木造校舎に関しての記述が見当たらないのも寂しい限り
残念だなぁ この校舎は新海誠監督作品｢雲の向こう、約束の場所｣にも
登場しているので、活用次第では貴重な観光資源としても行けると思うんだけどな…
僕も作品を観たけれど、それは美しい校舎でした
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2010年7月
上田市立浦里小学校 [木造校舎]
上田市立浦里小学校を訪ねた
県道から細い道を少しはいると正門が出迎えてくれた
学校の撮影許可を求めるために何だか賑やかな方向（写真左）へ行き
先生に話をすると｢来校者｣と書かれた証明用の首掛けを渡された
続々と父兄がやってきているので聞いてみると今日はなにやら
催し物があるとの事。お礼を言って校舎を回ってみた
上の校舎は耐震基準を満たせずに教室としては使用していない
（現在は職員室等に使われているそうだ）
正面から中庭へ抜ける途中にも校庭から見えるように時計がある
（時計の正面にも校庭がある）
上の写真は中庭、小さな花壇が六つ程あった
生徒は筋交いで補強され、きれいな場所を教室として使用している
廊下手前にある教室を使用している
（と言っても使用している部分は一箇所ではなく離れて
廊下奥にある木造校舎も存在している）
二宮尊徳像とトーテムポールの組み合わせ
校門前は緑豊かな田んぼがある
先生と話したが生徒数は百人以上いるとの事だが耐震基準を
満たすためにはどうしても費用がかかるため大規模な修繕を
する事はなさそうな感じだった
木造校舎を訪ねると大体同じような問題が出てきますね
……とは言え、ここは木造校舎としてはまだまだ生徒数も多く
大きな校舎であるためまだまだ現役で居続けて欲しいものです
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2010年7月撮影
